2023年12月01日

師走に入り今年も終わりに近づいてきました

突然に寒波が列島を襲って各地から初積雪の便りが聞こえ、東京の都心では、11月13日午後2時すぎに14.5メートルの最大瞬間風速を観測し、気象庁は「東京で木枯らし1号が吹いた」と発表されました。俄かに「冬支度」です。

 

気象異常の今年は遂に「秋」が来ませんでした

 

関東ではあまり盛り上がりという点では?でしたが、プロ野球の阪神タイガースが1985年以来2度目の日本一に輝きました。

1950年に日本の職業野球が2リーグに分立して以降、関西のチーム同士で争われた59年ぶり2度目の日本シリーズとなりました。

 

ともに関西を本拠地とするセ・リーグの阪神とパ・リーグのオリックスが初めて対戦することが決まり、ネット上では、両チームの本拠地の最寄り駅が通る路線にちなんだ「阪神なんば線シリーズ」「関西ダービー」や「関西シリーズ」という投稿が相次ぎました。

 

3勝3敗のタイで迎えた第7戦は阪神がシェルドン・ノイジー選手の2試合連続ホームランとなる先制3ランなどで挙げた7得点を、先発の青柳晃洋投手からクローザーの岩崎優投手までの5人の投手の継投で逃げ切って7-1で勝利し、オリックスとの日本シリーズを4勝3敗としてタイガースファンの長年の悲願を成就させました。

 

17日、大リーグ・エンゼルスの大谷翔平選手が満票で2年ぶり2度目のア・リーグのMVPに選ばれました。2度の満票は史上初だそうです。

 

大谷選手は大リーグ6年目の今季、終盤戦を右ひじのけがなどで欠場しましたが、打者としては44本塁打、打率3割4厘、95打点の記録を残しました。

 

強打者の指標である、長打率と出塁率を足した「OPS」は1・066となり、今季の大リーグでトップの数字を残しました。

投手としては10勝5敗、防御率3・14、167奪三振。史上初めて2年連続「1シーズンでの2桁本塁打、2桁勝利」を達成し、投打「二刀流」で歴史的な活躍を見せてくれました。

 

9月に自身2度目の右ひじ手術を受け、来季は打者に専念し、投手での復帰は25年になる見通しとの事。

 

今オフは6年間在籍したエンゼルスからフリーエージェントになり、移籍先がどの球団になるのかが、野球ファンのみならず野球ファン以外の老若男女までも魅了する大谷翔平選手ファンの最大の関心事になっているそうです。

 

24日政府有識者会議が外国人技能実習制度を廃止し、中長期的な就労を促す新制度を創設するよう提言されたそうです。

2022年12月から4回にわたって議論が行われてきたとの報道。

正式な変更は2024年以降の予定だそうです。

 

  • 制度目的と運用実態が乖離している                                            ⇒技能実習制度を廃止する方向
  • 人手不足が深刻化し技能実習生が貴重な労働力となっている                                            ⇒人材確保と人材育成を目的とする新制度の創設
  • 転籍できないことで悪質な実習先企業から離れられず人権侵害を助長する可能性がある                                          ⇒転籍の制限を緩和する
  • 新制度の対象業種や分野は特定技能制度(人手不足の分野で外国人の労働が認められる在留資格)と一致させ、外国人労働者が中長期的に活躍できる制度の構築を図る
  • 不適切な就労を放置するなど悪質な監理団体がある                                             ⇒技能実習制度の管理団体に対する認定要件を厳格化する                                                  等々が議論されている様です。 

24日の2つ目は、人生の機微を端正に描いた小説や、エッセー「大人の流儀」シリーズなどで知られる直木賞作家の伊集院静氏が死去されました。73歳

 

小説の事は精々タイトル程度しか分かりませんが、近藤真彦さんの「ギンギラギンにさりげなく」や「愚か者」作詞家としても活躍していらっしゃった事、女優の夏目雅子さんを白血病で亡くされ、その後、女優の篠ひろ子さんと結婚された事は当時の大きな話題になりましたので覚えております。

 

直木賞作家であり多方面で活躍されました。ご冥福をお祈り申し上げます。

 

 

24日の3つ目は、都心の新たなランドマークとして東京都港区の大型複合施設・麻布台ヒルズ開業しました。

約6万4千平方メートルの敷地には、東京タワー(全長333メートル)と肩を並べる「日本一高いビル」森JPタワーを含め三つの超高層タワーと、いくつかの低層建物が建てられた再開発事業。

中核の森JPタワー(330メートル)は、「あべのハルカス」(300メートル)を上回り日本一の高層ビルとなりました。

 

内部には「日本一の高額物件」ともいわれる約300億円のペントハウスも備えた1400戸のレジデンスと、約2万人の就業者を収容するオフィスに加え、年間3千万人もの来場者を見込む商業施設が開設されるそうです。

 

慶應大学病院の予防医療センター、都心最大級のインターナショナルスクールなどが備わり、さながら一つの街のような造りとなっているとのご紹介報道。

 

残念ながら多くの商業施設が未だ“準備中”であるようです。

「レジデンスB」と呼ばれる高層タワーの建設が、折からの建設資材高騰と人手不足などで遅れているし、約150あるテナントのうち、96店舗しか開店していないそうです。

 

高級食料品店「明治屋」など31の専門店が集まり、生鮮食品や総菜などを販売する「麻布台ヒルズマーケット」は来年1月下旬にオープン予定との事。

 

ビルの本格的な本稼働は来年以降になる様ですが多くのメディアが「東京の新名所」として取り上げられているのを見ると用事が無くても一度は訪れたい麻布台ヒルズです。

 

1月の初場所は1/7日曜日から21日日曜日迄の15日間。場所は両国国技館です。

新春からまた激戦が繰り広げられることでしょう、乞うご期待!です。

 

琴ノ若関、熱海富士関が期待されている様です。貴景勝関、豊昇龍関を飛び越して行くのではと記者のお見立て。

横綱の照ノ富士関は出場できるか?初場所が楽しみです。

 

師走に入り今年も終わりに近づいてきました。

これからは年末の盛り上がりを見せ、街をイルミネーションが眩く照らす季節です。

1年の労をねぎらい各現場では忘年会の開催が予定され、各家庭においてはクリスマスなど華やかなイベントも控えています。

新型コロナ感染症明けで本格的なイベントが多く計画されていると思います。

夏の疲れが抜けていないし、しばらくぶりのイベントで張り切って飲み過ぎによる体調不良、睡眠不足には十分に気を付けたいものです。

 

本格的に寒くなりました。残りの1か月、インフルエンザ等の感染と健康と安全に注意して良い新年を迎えて頂きたいものです。

 

本年も1年間大変お世話になりました。

来年もまた宜しくお願い申し上げます。