2022年10月01日

10月ですが厳しい残暑

東京は心配された台風の影響もなくて 残暑厳しいながらも 久し振りに青空の週末になりましたが 如何お過ごしでしたでしょうか。

来週水曜日くらいからは急激に気温が下がるみたいですので体調管理に気をつけないといけません。

 

9月は毎週末、台風が日本列島に襲来し、記録的な大雨などをもたらしました。

9月に発生した台風の数は、合計7個となり、平年9月の5.0個を上回った結果になりました。

また「厳しい残暑」の所もあった一方、北海道では「冬日」に迫る冷え込みの所もあり、気温の変化が大きくなりました。

 

18日日曜日は大型の台風14号が非常に強い勢力で鹿児島市付近へ上陸。

宮崎県美郷町では降り始めからの総雨量が985.0ミリに達するなど、九州や四国、中国地方の各地で記録的な雨量となりました。

宮崎県では2人が死亡し、関東から九州の21県で計134人が負傷という被害が出てしまいました。

 

23日夜から24日朝にかけて台風15号の影響で、静岡県では記録的な大雨となりました。

土砂崩れと車がため池に転落する事故で2人が死亡。

中部電力の送電鉄塔2基が倒れ、最大で10市町の計約12万戸が停電する被害が出ました。

交通網もかなりの乱れが出て東海道新幹線はのぞみとひかりが24日正午ごろまで運休し、連休の交通が混乱しました。

 

気象庁が9月29日に発表した1か月予報によりますと、10月1日~30日の平均気温は、北日本で「平年並みか高い」、東・西日本と沖縄・奄美で「平年より高い」予想です。

 

ただ、1か月全体が高温傾向でも、週によって、気温に変化があるとの事。

10月8日~14日の週は、北日本では、寒気の影響を受けるため、平均気温が「平年並みか低い」予想のようです。

急に秋が深まって、一時的に寒くなりますので、体調管理に注意が必要との事です。

 

また、東・西日本では、気圧の谷や湿った空気の影響を受けやすく、1か月全体の降水量が「平年並みか多い」予想されております。

秋晴れの日が少なく、雨量が多くなる可能性があるそうです。

スポーツや観光シーズンでお出かけしたいこの季節。

そしてスポーツの好きな方は春季の各種大会、栃木県での国体、プロ野球はクライマックスシリーズ、日本シリーズが始まります。

秋晴れになる事を期待したいです。

 

静岡県牧之原市にある認定こども園「川崎幼稚園」で、3歳の女の子が通園バスの車内に約5時間にわたり取り残され、搬送先の病院で熱中症による死亡が確認された事件。

昨年7月に福岡県で保育園の送迎バスに取り残された園児が熱中症で死亡し、国が安全管理の徹底を求める通知を出していた中で再び悲劇が起きてしまいました。

今回の事件、いろいろと事件発生の原因は有ると思われますが、今回気になったのは

女児が乗車していたバスは、運転席と助手席以外の全ての窓にイラストが描かれたラッピングが施されていた事。

「窓に装飾がなければ、女児の存在に気付く可能性が高まったのではないか」と云う意見

取材を受けた車体ラッピング事業を手掛ける首都圏の業者は「窓部分を覆う装飾は幼稚園バスでは珍しいらしい」との事

「園児が車内から景色を見る事が出来るし、車外から園児の様子がいち早く確認できるようにするためには装飾は不要で危険」とのもっともな意見。

この様な事故は一つの要因に起因するばかりでなく、複数の要因が絡み合って発生する事が多いと言われています。

管理・監督の不徹底は勿論ですが、設備・環境面の欠陥によってもたらされることも少なくない事が再認識された今回の事故。

我々もいろいろと考える事の多かった事件でした。

 

東京五輪・パラリンピック大会のスポンサー契約を巡る汚職事件で次々と逮捕者が出ております。

オリンピック大会組織委員会は、みなし公務員扱いの為、業務に関わる金銭授受は禁止されておりますが、オリンピック組織委員会の元理事、コンサルタント会社の代表者が受託収賄容疑で逮捕されております。

賄賂を渡した人はA社、K社、D社、P24社等々

週刊誌やネット上ではいろいろな憶測が多くみられる状況です。

2030年冬季の招致を目指している札幌五輪に影響が出てしまう心配も出て来ました。

純粋な心で地元での五輪開催を夢見ている北海道の道民の方々、ウインタースポーツファンの方々にはかなり絶望的な状況になって仕舞いましたが、それ以前にまず溜まった膿を出し切って欲しいというのが、多くの国民の願いです。

今後の捜査の行方がどこまで踏み込むのか気になります。

 

政府の新型コロナウイルスの水際対策が緩和され、入国者数の上限が1日当たり2万人から5万人に引き上げられました。

日本人を含む全ての入国者に求めていた陰性証明書についても、3回目のワクチン接種が済んでいることを条件に提出不要となりました。

外国人観光客には添乗員なしのツアーを解禁する様です。

日本国内も感染者の減少傾向が続いていますし、円安を背景に海外からの観光客の増加が見込まれ経済効果が期待できる訳ですから早く実施に動いて欲しいものです。

※県民割やGoToトラベルとまた違った「全国旅行支援」と云うものも10月11日開始される様です。

2022年10月11日から12月下旬まで実施

(東京都のみ10月20日開始)

観光シーズンですので有難い事です。

 

天皇、皇后両陛下は、英国ロンドンのウェストミンスター寺院で営まれたエリザベス女王の国葬に参列されました。

20年近く心身の不調と闘われ続けている雅子さま。

病身でありながら弔問のため英国に駆けつけられたことを、英王室から市民までが絶賛しているという報道が有りました。

コロナ禍のために海外訪問もままならない中で参列された事に、日英の絆の強さを深く感じた英国民も多かったそうですし、国葬が開かれたウェストミンスター寺院への移動方法も好感を集めたとの記事も有りました。

※「両陛下は、英国側に負担をかけたくないとの理由で専用車での移動を固辞され、各国の王族や元首たちとバスに相乗りすることを望まれたのです。

世界中から集まった要人への対応に忙殺されている訪問国の事情に配慮したご姿勢も、英国民は好意的に受け止めています。」

※記事はNHKの記事を拝借

天皇皇后両陛下お疲れ様でした。

 

安倍晋三元首相の国葬が、東京都千代田区の日本武道館で執り行われました。

国内外から4183人が参列され、献花に訪れた人は、およそ2万3000人だということです。

首相経験者の国葬は1967年の吉田茂氏以来55年ぶり。

日本武道館に程近い九段坂公園には一般向けの献花台が設けられました。

多くの人が訪れていることから、当初の終了予定時刻の午後4時以降も受け付けが続けられることになり、一般向けの献花の行列は4時過ぎまで地下鉄半蔵門駅の構内にまで伸びていました。改めてご冥福をお祈り申し上げます。

 

昨日夜は演芸ファンにはびっくりした訃報が舞い込んで来ました。

三遊亭円楽師匠が30日肺がんの為亡くなりました。72歳。

2018年には、初期の肺がんであることを公表し、その翌年には脳に腫瘍が見つかるなど、治療を続けながら入院と高座への復帰を繰り返していました

8月11日も国立演芸場で行われた『8月中席』で高座復帰を果たしていたので、びっくりです。

「落語界は、大名跡である三遊亭圓生の七代目襲名の最適格者を失ったのである。

当面、圓生の空位は続く。それが円楽師匠の死が意味する“演芸的損失”である」

と演芸評論家が追悼記事として書かれたそうですが、正にその通りと思います。

圓生師匠のお弟子さんの円丈師匠も円窓師匠も既に旅立っております。

本当に襲名の件はどうなるのでしょうか?

(外野が心配する事では有りませんが…..)

日曜日の「笑点」の後継者問題を始め、沢山の影響と重責を担っていた円楽師匠が居なくなってしまいました。

寂しいと共に今後の色々な事が気になって仕方ありません。

ご冥福をお祈り申し上げます。

 

東京都内の新型コロナウイルス感染者数の推移をみると、昨日9/30は4558人とかなり減ってきました。

しかしこれから秋から寒くなる冬に掛けて増加するか可能性も有ります。

4回目の接種(オミクロン株対応2価ワクチンの接種)も自治体、職域での接種での募集が始まっております。

出来る限り接種し、基本は変わらず、マスクは正しく着用して、風邪や季節性インフルエンザ対策と同様に一人一人の咳エチケットや手洗いなどの実施で予防を継続して行きます。

引き続き職場、家庭内、狭い公共の場、外でも3密を避けてうがい、手洗い、マスクの着用を引き続き行う事で感染しない、させない様に対策していきます。

引き続き宜しくお願い申し上げます。