明けましておめでとうございます。本年も宜しくお願い申し上げます。
年越し寒波の襲来で北国は大雪でしたが 東京は寒さ厳しいながら穏やかに晴れ亘ったお正月 皆様には如何お過ごしでしたでしょうか。
お元気で2021年をお迎えの事と存じます。
『食べ過ぎの 基準がいつも わからない』(某誌記載の句を拝借)
「コロナ禍」の拡大は衰えを知らず 昨年末には新規感染者数が 驚異的な過去最多を記録、年初から「非常事態宣言」の模索や 「時短営業」の時間拡大の検討など 前途多難なスタートになってしまいました。
2020年は、1月の英国のEU離脱から始まり、香港民主化運動の激化、米中問題、米国大統領選挙トランプ大統領からバイデン大統領へ交代など、歴史的なイベントが多数ありました。
また、国内においても8年ぶりの安倍首相辞任から菅首相誕生などの大きな動きが有りましたが、何といっても、特に3月以降は全世界・全人類において、新型コロナウィルスの感染拡大という、先の見えない、不安定な1年となりました。
※劇場版『鬼滅の刃~無限列車編』公開39日で興行収入250億円を超えた事も象徴的な出来事。
2021年は十干の「辛」と、十二支の「丑」が組み合わされ、「辛丑(かのとうし)」という年になります。
古来、中国を中心とする漢字文化圏では、「十干(じゅっかん)」と「十二支(じゅうにし)」に「五行思想」を取り入れて暦を表現してきたそうです。
組み合わせ、10と12の最小公倍数である60年で暦が1巡りします。
このことから“元の暦に還る”という意味で、60歳のことを「還暦」と呼ぶとの事。
「辛」は季節で言えば秋の終わりであり、植物は腐って地面に落ち、種を大地に還すという意味があるようです。
「丑」は発芽直前の曲がった芽が種子の硬い殻を破ろうとしている状態を示すとされます。
両者を合わせると、2021年は“古いことに悩まされながら”も、新しいことが始まる年となるのかもしれないとの予想記事が書かれていました。
しかし私的には今年は丑らしくゆっくりのんびり、あまり動ずる事なく行きたいです。
昨年から今年に延期になったオリンピックの開催は微妙ですが、もし開催ができれば、オリンピックを起点に復興の兆しが見えるのではないかと思われます。
無理をしては感染が拡大する恐れはありますが、終息をする方向で良い薬やワクチンが間に合うのであれば、是非いろいろと準備された訳ですから、開催出来たらいいなぁと思っております。
新型コロナウィルスに罹患された方々、並びにご家族にお見舞い申し上げると共に、私たち一人ひとりが、しっかりと感染防止策を実行することで、一刻も早くコロナ禍が収束することを祈り、復興の年になることを期待しております。
本年も宜しくお願い申し上げます。